焦った発熱と治療開始2週間後の診察

この1週間はいろんな副作用や症状が出たり消えたりした。

 

薬飲み始めて13日目の月曜日。調子がいいなと思いながら、午後買い物に行ったスーパーがものすごく寒かった。それはだんだん寒気に変わり、帰宅して測ったら38℃近い発熱で不安に!なんでも、バセドウ病の薬チウラジールの注意事項として、突然の高熱やのどの腫れがあったら無顆粒球症の恐れがある。無顆粒球とは白血球が減って免疫が効かなくなる、危険な副作用。すぐに白血球数を調べる必要がある、と言われていた。でもこの日は祝日だしすでに17時を過ぎていて、近くに開いてる病院がない。

仕方なく一晩様子を見ることにして、その夜はチウラジールを飲まずに寝たら、翌朝の火曜日、熱は下がっていた。

 

少し安心して、その朝はチウラジールをいつも通り服用。午前中は在宅にして、昼頃に家を出て、職場で少し仕事してから伊藤病院へ。

 

受付したらまず採血してその結果が出てから診察となる。採血室に行くとすぐ呼ばれて、ベテランぽいおだやかな女性に当たった。動悸もするし疲れるし、昨日は熱も出るしで落ち込み情緒不安定になってた私を見て、「大丈夫?」と声をかけてくれたら目から水が...。「体調悪いんです」とだけ返事したら「体調悪いの?そうか、だから病院来たんだもんね。」と優しく言われて涙腺が開きっぱなしになったけど、このやりとりに少し癒された。

採血は上手でこれが終わったのが15時。その後血液検査の結果が出るまで最低1時間はかかるというので、病院の外でカフェやら買い物して過ごし、16時半頃にようやく診察。火曜の午後だけど連休明けだからか混んでたようで、診察の医師に謝られた。

 

医師の話: 甲状腺ホルモンの値は依然として高いので、まだ薬を飲み続けるようにとのこと。そして、肝臓の値がよろしくないから肝臓の薬も併用して飲むことになった。甲状腺ホルモンが高いと肝臓に負担がかかるんだそう。

それだけ告げられて終わりそうになったのでいくつか質問してみた。

 

・昨日の夜熱が出たから薬を飲まなかったけど、朝下がったから朝は飲んだ

→この薬で発熱の副作用が起きることは少なくない。解熱剤を処方するので熱が出たら飲んで凌いでください

 

・薬を飲み始めてから動悸や疲労感の症状が酷くなった気がする

甲状腺ホルモン数値がまだかなり高いのに対し、チウラジールはそこまで強い効果でないので、症状が悪化してきて辛く感じたのだと考えられる。薬は3ヶ月くらい経てば効いていることが多い。

 

・肝臓の薬は不妊治療継続中も飲めるのか?

バセドウ病が治ると肝臓も良くなるし、3ヶ月くらいで数値が良くなれば飲まなくて良くなる可能性が高い。

 

つまり、発熱は無顆粒球症ではなく解熱剤飲んでおけばいい程度の副作用。

体調悪化した感じがしたのはバセドウ病の症状で仕方ないから薬を飲み続けて待つしかないようだ。

 

半分しか解決してないけど聞けてかなり安心した。帰る頃にはやっぱりこの日も寒気がしてて絶対熱出てる感じだった。家まで我慢して、測ったらやっぱり38℃。処方された解熱剤(カロナール)を飲み、この日の夕食後からチウラジールに加えて肝臓の薬も飲み始めた。

 

つづく