シリコンバレーで幼児教育

アメリカの学校では、年度の終わり、最高学年が卒業する日を

Last day of school

と言うらしい。

つい数日前のこと、友人から、6月の3週目の平日に子供連れで遊ばないかとお誘いがあった。
その友人の5歳の子供ちゃんが通っている幼稚園では、6月にLast day of schoolのあと夏休みがあるらしく、平日に一緒に過ごさないかというお誘い。

でも私の子供が通っている保育園は、Last day of schoolのあともお休みはないということが判明。共働きの親ばかりの保育園だからかな?

友人とのプレイデートはできなかったけど、平日に保育園が休みだと仕事ができずに困るので、助かります。


さて、うちの子は1歳半からアメリカの保育園に通って1年と1ヶ月がたった。
日本の保育園と違うことはいろいろあるけど、その中で良かったことをまとめてみる。

★毎日、エプロン(ビブ、よだれかけ)を持っていく必要がない。

1歳の時に通わせた小規模のホームケアでも、2歳からのプレスクールでも同じだったけど、食事の時のエプロンは園が用意してくれた。ちなみに、毎日、お洋服にシミ1つつけずに帰ってくるので、いったいどうやって食べさせてるの?と感心してしまう。家ではトマトスパゲティなんか食べたらエプロンからはみ出て胸元や袖を確実に汚すのに…いやあっぱれ。


★れんらくちょう がない

日本の友達に話したら、連絡帳は実はけっこう書くの楽しみにしてるからあった方がいいと思うみたいなこと言ってた。実は私も初めはそう思ってた。でも!毎日毎日、体温測って記入したり何時に何食べていつオムツかえてさらにはその日のエピソードなど、特に1歳まではたくさん(親も先生も)書かされていたのが、なくなってみ。あ~なんて楽なんだろうと思わずにいられない。


★洋服のあれこれ禁止事項がない。

日本の保育園ではフードNG,紐付きの服NGでした。中にはスカートNGなとこもあるとか。でもこちらでは何も言われないし、ちょっと雨が降ったときにフードかぶると楽みたいで(雨といえば小雨が多いのでそのまま園庭で遊ぶらしい)、フードつきのジャケットの子が多いです。でも心配性な私は日本で安全のため避けた方がいいと言われるとやっぱ避けようかなって思ってしまう。


★ぬいぐるみやお気に入りの毛布の持ち込みを促される

日本で禁止ではないと思うけど、「お昼寝の時に、お気に入りのグッズがあったら是非持ってきて!」と言われます。それで安心して眠るならその方がいいよね。それにしてもわざわざ言ってくるからにはそこに何か特別モンテッソーリなことでもあるのかな?うちの子はお気に入りのふわふわのブランケットを持たせていましたがもうなくても大丈夫になりました。


日本との違いはこんな感じで。

日本もアメリカも、先生方がとても温かく育ててくれるのは変わらないし、
そんな保育園に入ることができて本当にありがたいです。

ただし、アメリカの保育園は授業料がものすごく高い。1ヶ月20万円ほど。親の収入額など関係なく一律の値段です。ちなみに入りやすさに関しては、日本ほどではないかもしれないけど、シリコンバレーは激戦で、希望のところに入れたければウェイトリストをたくさん待たなきゃいけない。特にアメリカでは育休は3ヶ月が普通なので、最初は見つからずナニーや子供の祖父母に面倒を見てもらいながら仕事復帰する人も。(ちなみにうちは1歳半のとき30ヶ所以上電話して2ヶ所見つかった。)

けど、日本みたいに、1歳近くの子でどこにも入れないって話は聞いたことないなぁ。問題点が違って、アメリカではお金がかかりすぎ、日本では空きがない。

それに関して言うと、日本にいたときは認可の保育料は月に5万円程度だった(神奈川県のとある地区)。収入や自治体によるだろうけど、もうちょっと高くていいから保育士さんや空きを増やしてほしい!私もう少し払ってもいいよ!と思っていたんだけど…、
なんか、日本では保育園無償化になったんだっけ?
思ってることと違う風になってしまったなァ。